【成功必至?】「投資家に向いている人」に大変身する方法とは?
2022年06月28日
これから投資を始めてみたいと思っている人の中には、
「自分は投資家に向いているのか」「うまく投資をやっていけるのか」など不安に思う方もいるかもしれません。
また、投資を少しやってみて
「自分は投資家には向いていないかも…」という思いがよぎる方もいるでしょう。
ファンドマネージャーのように職業として投資をする人を除けば、ご自分の特性に合わせたやり方を見つけてマイペースに投資をすればよいので、性格的に全く不向きという方はいないと思います。
ただ、もちろん投資をする上で心得ておいたほうがよいポイントはあります。
そこで個人投資家歴7年の筆者が、これまでの経験をもとに投資に向いている人の特徴、投資で成功するためのポイントを紹介していきます。
記事の最後では投資のスキルの身につけ方についても紹介していますので、是非参考にしていただければ幸いです。
・投資家に向いている人の特徴
・個人投資家として上手くいくためのポイント
- 1 投資家に向いている人の特徴は?
- 2 個人投資家として成功するためのポイント
- 3 まとめ
・1-1 投資のための勉強や情報収集が苦にならない
・1-2 計画的に行動できる
・1-3 感情に流されず、冷静な判断ができる
・1-4 他人の意見に流されない
・2-1 投資に必要な情報収集や勉強をルーティン化する
・2-2 資産管理をする
・2-3 マイルールを決める
・2-4 判断力を身につける
投資家に向いている人の特徴は?
個人投資家に向いている人には、どのような特徴があるのでしょうか。
先ほど申し上げたように、こんな性格の人は向いている、不向きである、ということは一概に言えませんが、私がこれまで出会ってきた投資家の方々には共通するいくつかの特徴があります。
もし今「自分は当てはまらないかも?」と思う方でも、心がけ次第で改善できる部分もあります。
1-1.投資のための勉強や情報収集が苦にならない
まず、私が最も大事だと思っているポイントは情報収集や勉強が苦ではないという点。
投資をギャンブルのようなものだと捉えている人にとっては、いまいち理解できないかもしれません。
投資にももちろんリスクが伴いますが、ギャンブルとは利益構造が異なります。ギャンブルは、あらかじめ決まった額を勝者と敗者で取り合うものなので、時と運によって損をすることも儲けられることもあるわけです。
一方の投資は、利益を見込んでお金を投じることで、将来的に投資対象の資産価値が上がったときに成長に応じた利益が得られます。そしてこの「資産価値が上がるかどうか」は運で決まるわけではなく、情報収集、勉強によって確率を上げる工夫はできるのです。
この点を十分に理解したうえで、経済情報や市況のインプット、銘柄分析、チャートの分析、などの情報収集や勉強をできるかどうかは、個人投資家として失敗・成功の分かれ道になっているといえるでしょう。
有り金で闇雲に投資を始めて上手くいかないと嘆く人を時々見かけますが、それは投資ではなく、もはやギャンブルであるということです。
・投資は、勉強や情報収集によって勝率を上げることができる
どうやって勉強をしたらよいのか?という点については、「投資初心者必見!最適な勉強方法とは?経験者が語るおすすめの方法5選」で詳しく紹介していますので、気になる方は参考にしてみてください。
1-2.計画的に行動できる
何事も計画性は大事ですが、投資も例外ではありません。そもそも投資をする目的は、資産を形成する為に他なりませんよね。いつまでに、いくら、資産を形成するのかという計画性がなければ、投資も進められないはずです。
また、筆者が投資に計画性が大事だと思うのは、以下のような側面もあります。
・リスク許容度を知っておくこと
・出口戦略を考えておくこと
リスク許容度とは、簡単に言うと、収益がマイナスに振れてしまった際に、どれぐらいまでなら生活に支障がないのか?という許容度合いのこと。
これを考えるには、家計の収支状況や今後の人生設計を加味しなければなりません。
出口戦略とは、長期投資をした場合にできるだけ資産を減らすことなく取り崩すための方法です。一括で売却するのがよいのか、引退後に少しずつ取り崩すために現役時は持ち続けるのか、目標株価に達したら売却するのか、など。
これも、行き当たりばったりでは最適な意思決定はできませんし、あらかじめ設定した計画に沿った投資が望ましいといえるでしょう。
・リスク許容度に応じた資産運用、出口戦略を考えた投資には計画が必須
1-3.感情に流されず、冷静な判断ができる
よくある投資の失敗例として、感情に流されて投資してしまうことが挙げられます。
「このまま待っていたら株価が上がるかも」
「これ以上損したくないから今売ってしまおう」
など、何の根拠もなく目先の価格に捉われて感情に支配されてしまって失敗する人が多いのも事実です。
また、資金に余裕がないとき、収益がマイナスになっているときには特に、このような感情に振り回されてしまう傾向が高くなるので要注意です。
・損失が出ているときこそ感情に振り回されないマイルールが重要
1-4.他人の意見に流されない
書店に並ぶマネー・投資系の雑誌で「旬の3大テーマ」「今イチオシの株」「勝ち組投資家が教えるマル秘テク」のような特集が組まれているのを目にした経験がある人も多いはずです。
プロが言うなら間違いない、最新情報なのだから参考になるだろう、と思考停止しておすすめ銘柄やおすすめの投資方法をそのまま真似ようとしているのなら、やめたほうがよいです。
おすすめを買うだけで儲かるのであれば、そんなラクな話はありません。それなら皆、億万長者ですよね。
書籍だけではなく、YouTuber、知人・友人、証券会社の営業マンなどからのおすすめ情報なんかも同様。アドバイスを鵜呑みにしてたまたま上手くいくことがあっても、真似するだけでは再現性がないので、まずは自分で基礎知識や判断基準を身につけてから、”参考程度に”アドバイスを聞く程度にすることを推奨します。
・おすすめ銘柄を買うだけで成功するほど投資は簡単ではない
銘柄選びについては、以下の記事で詳しく紹介しています。自分の力で銘柄を選べるようになりたい方にはおすすめです。
・株式投資における最初の関門「銘柄選び」で失敗しない超シンプルな方法を紹介
個人投資家として成功するためのポイント
投資家に向いている人の特徴がわかったところで、「自分には当てはまっていない」と落胆している人もいるかもしれません。先にも書いたとおり、投資家に向いている人になるためには心がけ次第で変えることは十分可能です。
この章では、個人投資家として上手くいくためには具体的にどうしたらよいのか?というポイントをお伝えしていきます。
2-1.投資に必要な情報収集や勉強をルーティン化する
どの投資を始めるにしても、まず知っておくべきなのは市況などの経済ニュース。とはいっても、これまで金融・経済情報に目を通す習慣がない場合には黙っていても情報は入ってきません。
そこで筆者がおすすめしたい最初のステップとしては、毎日チェックする情報サイトを決めて、通勤時の電車の中など情報収集する習慣を日常に組み込んでみることです。
●みんかぶ
市況ニュースはもちろんのこと、株式、投資信託、不動産投資などの関連コラム、個別銘柄のチャートや株価予想などが見られます。
最初は市況ニュースをチェックしていき、気になる銘柄などが出てきたら具体的に調べてみるというのがおすすめ。
<得られる情報>
・市況ニュース
・個別銘柄のチャート
・株価予想
・関連コラム
●Yahoo!ファイナンス
こちらも「みんかぶ」同様、市況ニュースから個別銘柄のチャートや企業情報などが閲覧できます。ご存知の通りYahoo!はポータルサイトなので、外部提携サイトが発信しているヘッドラインニュースなども見られるのがメリットです。
<得られる情報>
・市況ニュース(外部提供サイトの情報も)
・個別銘柄のチャート
・株価予想
また、「スマホで手軽にできる株アプリを徹底比較!初心者におすすめの始め方とは?」の記事でも詳しく紹介していますが、株取引アプリの機能としてニュースや四季報閲覧、株価予想などの機能を兼ね備えているものもあるので、気になった方は株取引アプリでチェックするのもおすすめです。
2-2.資産管理をする
先ほどの章で書いたように、効率よく資産形成を進めていくには、
・家計の収支状況の把握
・資産推移の把握
まずこの2つをいつでも確認できるような環境にしておく必要があります。
日頃から家計簿をマメにつけている人など、すでに習慣化されている人にとっては何てことのない作業ですが、出来ていない人にとってはなかなか腰の重い作業ですよね。
そこで筆者がおすすめするのは、銀行口座や証券口座などと連携して一括管理ができるアプリの活用です。
<活用メリット>
・クレジットカード、電子マネー、銀行口座のお金の出入りが把握できる
・預金だけでなく、株式や投資信託などの資産推移もチェックできる
<デメリット>
・無料版の場合、登録できる口座数に上限がある
まずはこのようなアプリで収支状況の把握をして、投資に回せるお金を決めて、資産の推移状況を確認できる環境を整えるところから始めてみましょう。そのうえで、投資のリスク許容度はどの程度なのか、という具体的なところを整理していくのがおすすめです。
2-3.マイルールを決める
投資には感情に流されずに冷静な判断が必要、と先ほどお伝えしましたが、調子のいい時ほど「もっと儲けたい」と欲が出ますし、マイナスな状況にいれば「損したくない」という気持ちが出て冷静な判断が出来なくなることは多々あります。
そんなときに役立つのが、あらかじめ決めておいたマイルールに従って理性的な判断で投資を進める方法です。
例えば、「○%上がったら利益確定する」「○%下がったら損切りをする」のような取引ルールを決めておくと、余計な感情に振り回されずに取引をすることができます。
また、そもそもの投資のスタンスについてもマイルールを決めておくとよいです。
投資初心者の場合には、
・1つの銘柄に集中投資しない
・短期的な相場の変動には惑わされない
・割安な銘柄を選ぶ
のようなルールを決めて、長期・分散を少額から始めることをおすすめします。
2-4.判断力を身につける
雑誌やYouTubeなど、おすすめ銘柄の情報などを鵜呑みにしてはいけないと紹介しましたが、情報の正しい取捨選択はどのように行えばよいのでしょう?
その答えはただ一つ、投資の勉強をして判断力を身につけることです。
長期投資でファンダメンタルズ分析を行う場合には、企業の決算情報の分析の仕方や、四季報の見方を覚えたうえで自分なりの判断基準を身につける必要があります。
短期投資でテクニカル分析を行う場合には、株価チャートの分析方法や売買タイミングについての知識がなければいけません。
これらはもちろん雑誌やYouTubeでも情報が得られますが、以下のような観点からこれだけでは十分ではないと言えます。
・読者や視聴者を集めるために、極端な内容になることがある
・気になるトピックを”つまみ食い”するだけでは、投資の判断力は身につかない
まとめ
今回は、投資家に向いている人の特徴や、投資家として成功するためにおさえておくべきポイントについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
記事の後半でお伝えした「投資の知識」「投資のマイルールのつくり方」などは、投資初心者にとって独力で身につけるのは限界があるかもしれません。
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