不動産投資を学ぶなら投資スクール!「勉強なくして成功なし」は本当か?
2022年09月28日
「不動産投資って、良い物件を買って、貸したり売ったりするだけでしょ? 覚えることなんかないんじゃない?」
そんな認識を持っている方が多いのではないかと思います。
しかし実はそんなに単純なことではありません。
不動産投資はきちんと学習した上で始めるべきだと断言します。
なぜなら、半端な知識や思い込みだけで手を出すと、かなりの痛手を負う恐れがあるからです。
では一体、不動産投資を始めるにあたり、どんな手段でどのような学習を施せばよいのでしょうか?
そして、学習しないまま手を出すと、どんなデメリットがあるのか?
これから不動産投資を始めたいと考えているなら、ぜひご一読ください。
<2022/12/22追記>
各スクールの料金体系や受講期間の改定に伴い、情報を更新いたしました
・不動産投資について勉強したほうがいい理由は3つ
・効率よく不動産投資について学ぶ方法がわかる
・不動産投資についてより詳しく学べるおすすめスクール
目次
- 1 不動産投資を学ぶべき理由とは?
- 2 不動産投資を学ぶならスクールがおすすめ
- 3 不動産投資を学ぶのにおすすめのスクール3選
- 4 まとめ
・1-1 十分な情報を集めるのが大事
・1-2 運用する際の専門的な知識・テクニックが必要
・1-3 税金関連の知識が必要
・2-1 投資スクールってどんなところ?
・2-2 投資スクールで不動産投資を学べる?
・3-1 おすすめグローバルファイナンシャルスクール
・3-2 おすすめファイナンシャルアカデミー
・3-3 おすすめビジネス・ブレークスルー大学「不動産投資実践講座」
1 不動産投資を学ぶべき理由とは?
冒頭でもお話しましたが、不動産投資というのは、単に物件を購入して賃借・売買するだけの行為ではありません。
前提となるのは「黒字を出すこと」であり、投資と名がついている以上、リスクを孕んでいるあたりは認識しておくべきです。正しい知識を蓄え、然るべき準備を整えてから投資に臨む必要があることを強調しておきたい思います。
まず同項では、不動産投資を学ぶ必要性についてお伝えしていきます。
ここでは、現物の不動産投資を前提にして解説をしていきます。
REITという投資信託の一種としての不動産投資に関しては、別の記事で詳しく解説していますので、REITについて学びたい方はそちらを参考にしてください。
→ 不動産知識ゼロのサラリーマンでもわかる!REITと不動産投資の違いを比較
1-1.十分な情報を集めるのが大事
不動産投資において、まず最初にやることといえば「購入する物件の選定」です。
もちろん無知のまま始めるのは危険で、ある程度の知識を蓄える必要があります。とは言え、購入時に必要となるのは座学で得られる知識よりも、実体験や考察、さらには外部からの情報など、いわゆる一次情報が非常に大事です。
例えば、購入を考えている物件の周辺環境や、周囲の居住数、さらに居住者のタイプなどを知ることで、買うべき物件をある程度絞ることができますよね?
ファミリー層など全くおらず、単身世帯が多い地域で3LDKのマンションを購入したところで、借り手や買い手を見つけるのは至難の業でしょう。
熱心な投資家は、実際にその土地へ赴いたり、Googleストリートビューなどを見て情報収集することもあると言います。
一方、売却する際にまずやるべきことは「売却時の相場を調べること」でしょう。
その際、不動産会社に買い手を探して販売してもらう「仲介」の方が得なのか、はたまた不動産会社に直接買い取ってもらう方が利益が高いのかを見極めることも欠かせません。
さらに価格のみならず、地域に居住する人口の遷移なども調べ、どのタイミングで売るのが得策なのか? を考えるのも大事です。
1-2.運用する際の専門的な知識・テクニックが必要
不動産を獲得したら、次はどう運用するかを考える必要があります。
手段は大きく二分され、「貸す」か「売る」かのどちらかを選択することになるでしょう。
前項で紹介した一般情報と、学習することで得られる不動産売買にまつわる知識。どちらもしっかりと把握しておくことは当然で、とりわけ重要なのが売却・賃貸における両者の「リスクとメリットについて」です。
大まかに言うと、例えば不動産を売却する代表的なメリットと言えば「まとまった現金収入が見込める点」や、ローンを組んで購入した場合、その額を全て完済することで、以降は固定資産税や都市計画税を支払う必要がなくなり、次に投資する物件に資金を注ぐことができるといった点だと思います。
一方、不動産を売却するリスクは「相場より低い価格で売られてしまう可能性がある点」です。
これはもう、どの不動産会社で売るか?に尽きるので、一括査定サービスを利用するなどで、より高い価格で買い取ってもらえる仲介業者を根気よく探す以外に手段はないでしょう。
では、不動産を賃貸として貸し出すメリットとは何か?と問われたら、言わずもがな「継続的に家賃収入を得られる点」以外にありません。
とは言え、空室期間を作ることなく継続的に居住者を得るのはとても難しいことだと思います。
何より、居住者がストレスなく快適に過ごす為には、しっかりと管理体制を整える必要がありますよね。
経費こそかかりますが、不動産管理会社に管理を全て委託するのか? それとも自身で対応するのか?
どちらを選ぶにせよ、時間的・金銭的に負担がかかるのはオーナーです。
その手間を惜しんだ挙句、管理不行き届きで居住者がコロコロ変わってしまい、結局空き家期間が長引いてしまったら意味がありません。
メリットが大きい分、その為に背負う努力や蓄えるべきテクニックも大きい点をしっかり認識しておくべきです。
1-3.税金関連の知識が必要
不動産を売買する以上、ついて回るのが「税金」の問題です。物件を購入した経験がある方なら大方お分かりかと思いますが、各種不動産を所持することで、いくつかの税金が発生します。
それは、購入・所持するタイミングのみならず、売却時にもかかるものです。
では、具体的にどのような税金が課されるのか、そしてそれら個々の特徴について簡単に説明していきましょう。
●所得税・・・給与や預貯金による利子、さらには株の配当金などにかかる所得税も「不動産所得」という区分で課税対象になります。内訳は、家賃収入や駐車場代などの総収入から、管理費用・リフォーム代といった必要経費を引いたものが不動産所得にあたります。
●不動産取得税・・・不動産を売買した際にかかる税金のこと。車の所有にかかる自動車税と同じようなものと考えてもらってよいでしょう。ちなみに、取得税は売買した際に発生する税なので、相続した際はかからないあたり、覚えておきましょう。
●登録免許税・・・取得した不動産を登記する際に課税されるのが、登録免許税です。
そこで疑問に思うのは「登記する必要ってあるの?」という点。登記する内容は、建物の名称などの詳細と所有者の氏名・住所が主です。
それらを記入する代表的な理由として挙げられるのは、権利関係の明確化や取引の安全性の担保になります。つまり、売買前後の所有権によるトラブルなどを未然に防ぐことが大きな理由と言っても過言ではありません。
●印紙税・・・こちらも言わずもがなでしょう。不動産は安い買い物ではないので、売買契約書には印紙を貼付する必要があります。
●固定資産税・・・土地や建物を購入した経験がある方などにはおなじみと言えるのが、地方税の一種である固定資産税です。ちなみに、金額は「固定資産税評価額×税率ー軽減額」で計算されます。
●都市計画税・・・各市区町村の固定資産台帳に登録されている土地・建物の所有者に課せられる税のこと。
不動産を所有している全ての方が対象となるわけではなく、あくまで都市計画法の市街化区域内に位置するもののみが対象となります。
●住民税・・・こちらもポピュラーなものなので、みなさんご存じだと思います。簡単に説明すると、住民税とは市町村民税と都道府県民税にあたる地方税のことで、広くその地域に住む(住所を持つ)方が収めるべき税となります。
●相続税・・・不動産を相続した場合に課せられる可能性がある相続税。課せられるのは、相続財産の合計額が基礎控除額を超えた場合のみとなることを覚えておきましょう。
ちなみに小ネタとして、所有する現金を不動産に変えて相続することで、相続税評価額を減らすことができます。節税技の一つとして、覚えておいて損はありませんよ。
●個人事業税・・・地方税の一種として扱われている個人事業税は、個人事業主として不動産投資を行っている場合、課される可能性がある税金です。
納めるべき額は「所得税-290万円×税率」で計算され、事業主控除額である290万円を超過した分が課税対象となります。ちなみにこの個人事業税がかかるのは、小規模の不動産投資では当てはまらず、あくまで複数の不動産を保有しているケースに限ることを覚えておきましょう。
これら不動産投資でかかる可能性のある税金の中には、おなじみのものからあまり広くなじみのないものまで様々あるかと思います。
不動産投資を始めるなら、最低限の知識として税金の名目と簡単な特徴くらいは把握しておいた方がよいと思いますよ。
さらに予備知識として、不動産取得税、登録免許税、印紙税、固定資産税、都市計画税、相続税、個人事業税はそれぞれ軽減される可能性があります。個々に条件があるので、気になった方は税務局のHP等で確認してみてください。
2 不動産投資を学ぶならスクールがおすすめ
これまで不動産投資に関わる超基礎的な情報を紹介してきましたが、正直こんなにも面倒でややこしいものだと思わなかったという方が多いのではないでしょうか?
もちろん、いきなりプロフェッショナルなレベルの知識を蓄える必要はありませんが、赤字を出さない程度のテクニックや知識は携えておくべきだと思います。
そこで必要となるのは、言わずもがな「学習」です。昨今では動画サイトで知りたい情報を得ることもできれば、専門的な情報サイトで最低限の学習をすることも可能です。
しかし、最も効率よく学ぶのであれば、やはり有識者から有益で役立つ手段や知識などの教えを乞うのがおすすめです。
中でも多くの投資スクールでは、株や投資信託のみならず、不動産投資のカリキュラムを持っているところも少なくありません。
そこで本章では、投資スクールとはどんなところなのか?
はたまた不動産投資についてどんなことを学べるのか?について詳しく紹介していきます。
2-1.投資スクールってどんなところ?
なじみのない方にとって、投資スクールとは未知の場だと思います。簡単に言ってしまうと「投資全般について学ぶことができる講座を提供してくれる場」こそが投資スクールなのです。
株式や債券、投資信託、FXなどに加え、昨今では今回のテーマである不動産投資やマネーリテラシー、家計簿の付け方など、お金にまつわる学習コンテンツが広く用意されているところが多くあります。
その中から、自身が学びたいジャンルやコースを選択し、単科もしくは複数の科目を受講し、その道のプロから教えてもらうのです。
もちろんプロから有益な情報を得られる訳ですから、無料という訳にはいきません。スクールによってまちまちですが、授業料は数万円から数十万円といったところです(入学金のみで受講料はかからないというスタイルのところもあります)。
どこのスクールを選べば良いのかわからない場合は、各スクールで用意している無料講座を受講(全てのスクールに無料講座がある訳ではありません)して、スクールの雰囲気や特徴を把握してから選ぶことをおすすめします。
投資スクールについては、他の記事で詳しく紹介していますので、気になる方は合わせて読んでみてください。
「投資スクール」に通う意味とは?勉強にかかる料金や内訳も紹介
2-2.投資スクールで不動産投資を学べる?
前記したように、投資スクールで不動産投資について学ぶことは可能です。しかし、学べることや学び方はスクールによってまちまちです。例として、ファイナンシャルアカデミーのカリキュラムを紹介しましょう。
(出典:ファイナンシャルアカデミー 公式HPより)
同校では、VOL.1からVOL.15までカリキュラムが用意されています。
上記で紹介したVOL.1の講義では、不動産投資の心構えから概念といった基礎的なことからじっくりと教わることができます。
最終的には不動産投資を使って利益を拡大する方法やプロが実践している方法論を紹介してくれるなど、基礎から応用までしっかりと学ぶことができます。
入学する前に、前記したように無料講座を受講するのはもちろん、カリキュラムを把握することをおすすめしますよ。
不動産投資を学べる投資スクールは他にもありますので、次の章で筆者がおすすめする3校を紹介していきます。
3 不動産投資を学ぶのにおすすめのスクール3選
投資スクールで不動産投資について学べること、そしてどんなことを学べるのかについて説明しましたが、ここでは数あるスクールの中から、不動産投資を学ぶのにふさわしいおすすめのスクールを厳選してご紹介していきます。
3-1.おすすめグローバルファイナンシャルスクール
まずおすすめするのは、オンラインスクールの中でも高い人気を誇る「グローバルファイナンシャルスクール」です。
同校は、著名かつ経験豊富な講師陣が多く在籍しており、講座内容が充実している点が評価されています。また、ライブ講座はもちろん、オンデマンド講座が中心となっている為、オンタイムで参加しなくても、好きな時に学ぶことができるのも◎。
肝心の不動産投資についてもしっかり学ぶことが可能です。
不動産の購入・売却に関するテクニカルな講義はもちろん、「土地と建物の按分の方法」や「不動産の評価」についてなど、中々個人学習で学ぶことがない講義まで幅広く用意しているようです。
尚、同校は月額・講義ごとに料金が発生する訳ではなく、入学金を支払うことで好きなだけ受講できるのも大きなポイントと言えるでしょう。
3-2.おすすめファイナンシャルアカデミー
「全ての人にお金の教養を」をミッションとして掲げる同校では、経済・金融の基礎から応用まで学ぶことができる1900もの講座を用意。初心者から熟練者まで幅広い層から支持を受けている人気スクールです。
不動産投資について学べることは前項で紹介した通りです。
不動産投資のテクニックはもちろん、不動産投資の社会的意義といった基礎的なところもしっかり学ぶことができます。
ちなみに、同校で不動産投資を学ぶためにかかる費用は、Zoom受講 or 教室受講のいずれを選択しても、トータル408,000円(税抜)になります。補助教材として、収録された講義を動画受講することも可能なので、欠席をした場合でも安心です。生活スタイルに合わせて選ぶことができるのが嬉しいですね。
3-3.おすすめビジネス・ブレークスルー大学「不動産投資実践講座」
投資の基礎から応用まで総合的に学ぶことができる上に、実生活に活かせる投資・経済の知識が得られるコースや、人気経済評論家、山崎元 氏の講座もあるなど、魅力的な多種のコース・講座があることで知られる同校。
そして、同校の人気講座として用意されている「不動産投資実践講座」では、不動産投資の知識や経験がない方はもちろん、オーナーとして区分・戸建を所有しているしている方にも役立つ講座が多数あります。
例えば、不動産の購入にフォーカスした実践講座では、実践に即した演習はもちろん、分析シートを使って、投資物件の購入相談・サポートまで応じてくれるそう。
全13ものプログラムで構成されたカリキュラムは、トータルで約21時間にも及ぶボリューミーな内容になっています。
料金は264,000円(税込)と高額ですが、現在(2022年9月1日現在)10%割引キャンペーン中なので、入校を考えているなら今がチャンスかもしれませんね。
4 まとめ
売れそうな物件を購入し、少しでも高値で売却すればOK。不動産投資とは、そんな簡単なものではないことがお分かりいただけたと思います。
制度や仕組みについてより深く知り、上手に運用できる程の専門知識を蓄えてから臨むべきなのです。
金融商品同様、しっかりと学習し、賢く運用することで、間違いなく利益を生むことができると思いますので、ぜひあらゆる手段を講じて学習してみてくださいね。
当サイトではこの記事でピックアップした3校以外にも、投資が学べるスクールをランキング形式で紹介していますので、他も比較検討してみたいという方は是非ランキングも参考にしてみてください。