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【2023年最新版】ネット証券手数料比較!お得感のある5社を紹介

2023年02月01日

【2023年最新版】ネット証券手数料比較!お得感のある5社を紹介
今年こそは投資を始めよう!と思っても、まず避けて通れないのが証券口座の開設です。

最近ではスマホで手軽に取引ができるネット証券を利用しようと考えている方も多いでしょう。

そこで多くの方が最初につまづく問題として、
「ネット証券会社が意外と多くてどこがいいのか選べない」「手数料はどこも同じくらいで決め手に欠ける」という点ではないでしょうか?

もちろんどの証券会社でも良い訳ではなく、個々にサービスや取り扱う銘柄は異なり、最も注視すべき点は「手数料が違う」点でしょう。

今や「楽天証券」や「SBI証券」を筆頭に、大手のネット証券会社だけでも10社以上あります。

その中から、ここぞという一社を決めるのは至難の業。

そこで今回は、よりお得に、かつ評価評判の高いネット証券を厳選して紹介していきます。
選択のポイントなどもまとめていきますので、これから投資を始めたいと考えている方は必見です。

・手数料が安くお得感のあるネット証券会社はどこか
・手数料の他に、比較すべきポイントは何か

目次

手数料だけじゃない!ネット証券を選ぶ際に比較すべきポイント

手数料だけじゃない!ネット証券を選ぶ際に比較すべきポイント
数多ある証券会社の中から、一体どこを重視して選べばよいのか? 
投資ビギナーにとっては特に難しい問題ですよね。

しかし考えてみて下さい。
例えばあなたが買い物をするスーパーを選ぶ際、どこを重視しますか? 
品揃え? それとも価格? 

実は証券会社を選ぶポイントも同じなのです。

銀行と同じようにかかる手数料然り、契約者特典として用意されているサービス。

さらには取り扱う商品など、個々に差異があるものです。そこでここでは、ネット証券を選ぶ際に比較すべきポイントを紹介します。

手数料を比較する

まず着目・比較すべきポイントは手数料に他なりません。
では、手数料とは一体何に対して、いつ支払われるものなのでしょうか? 

それは・・・

証券取引所で株式を売買する際に支払うのが一般的

とされており、つまり中継料として証券会社に支払うイメージです。

そして、手数料は取引する内容や取引額によって異なり、かつ証券会社ごとに手数料の設定金額も異なります。

株式売買の場合、手数料の計算式はどうなるのかというと・・・

【株式を買った場合の受渡金額】株数×約定価格(買付価格)+手数料(税込)
【株式を売った場合の受渡金額】株数×約定価格(買付価格)➖手数料(税込)

となります。

ちなみに、何らかの理由で取引が成立しなかった場合、手数料を支払う必要はありません。

これらの通り、株であれ債券であれ取引が成立した場合は証券会社に手数料を払う義務があり、証券会社はその手数料を主な収入源としているのです。

そしてポイントは手数料の設定金額が証券会社ごとに違うという点です。

例えば、国内株式を10万円分現物取引※した場合、証券会社ごとの手数料はどの程度異なるのかというと・・・

SBIネオトレード証券・・・88円(ひと株あたりの税込価格)
GMOクリック証券・・・・ 90円(ひと株あたりの税込価格)
岡三オンライン証券・・・108円(ひと株あたりの税込価格)

となります。こうみると微々たる差に見えるかもしれませんが、取引金額が上がるにつれ、約定価格(ひと株あたりにかかる金額)も高まることを覚えておきましょう。

※現物取引・・・株式と現金を受け渡すことで行われる通常の取引のこと

メリットを比較する

ネット証券を利用する最大のメリットと言えば、やはり「手間がかからない点」に尽きると思います。

これまでは、口座を開設するにもわざわざ証券会社に直接出向く必要がありましたが、ネット証券の登場により、その工程のみならず、売買までオンラインで完結できるようになりました。

しかしそれは、ネット証券会社を選ぶ基準にはなりません。
なぜならそれはネット証券である以上、当たり前だからです。

では、各社でメリットが異なる点とは何か? 

例えば支払いにクレジットカードが使えたり、購入などで独自のポイントが貯まったり、さらにそのポイントを銘柄購入に使うことができたり等、昨今では他社にはない独自のサービスで集客している証券会社が増えています。

手数料の安さは大きな選択基準になると思いますが、まずは個々の特徴や独自のサービスがあるかどうかなどをしっかり調べる必要があるでしょう。

取り扱い商品を確認しておく

ネット証券において各社で異なる点と言えば、手数料・サービスのみならず、取り扱い商品数も挙げられるでしょう。

投資ビギナーは意外だと思うかもしれませんが、証券会社は個々に取り扱う商品が異なります。

例えば、海外株式のラインナップが充実していたり、IPO株(新規公開株)を取り扱っていたりなど、証券会社によってその点はまちまちです。

つまり、いくら手数料が安くても、購入したい商品がラインナップされていないなら、その証券会社を選ぶ意味はありません。

また、せっかく購入した商品を扱う証券会社が見つかっても、手数料が高ければ選ぶのも躊躇してしまうでしょう。

つまり、自身にとって最適なネット証券を探すなら、手数料の安さ・サービスの充実さ、そして購入したい商品を取り扱っているかどうかを比較してみることをおすすめします。

また、実際にスマホを使って取引する際に使用するアプリやシステムの使いやすさも忘れてはいけないポイントです。
使いやすいという観点でいくつか紹介していますので、こちらも参考にしてみましょう。
【初心者必見】今使うべき株アプリを厳選!

【筆者厳選】お得なネット証券TOP5

【筆者厳選】お得なネット証券TOP5
比較すべきポイントがわかったとしても、今やネット証券の数はかなり増えており、その中から一つを選ぶのは難しいと思いますし、投資未経験者なら尚更だと思います。

そこでここでは、私の独断ですが、の安さはもちろん、お得な自社サービスを行っている証券会社などをピックアップして紹介します。

おすすめネット証券1位 楽天証券

まず最初にご紹介するのは、ご存じ楽天グループが運営するネット証券です。

魅力はなんといってもサービスの厚さに他ならず、楽天銀行や楽天カード、さらには楽天ポイントとの連携によって、楽天ユーザーには非常にお得です。

オススメのポイントをまとめると・・・

●オススメポイント1
圧倒的な知名度・人気を誇る

投資ビギナーからすれば、名前も知らない堅そうな証券会社よりも、楽天やLINEなど、馴染みのある名前を冠したところの方が選びやすいと思います。

その証拠に、楽天証券の口座数は現在800万口座を突破(2022年3月30日時点)しており、特に投資ビギナーから絶大な支持を得ているそうです。

●オススメポイント2
低コストで投資できる

楽天証券の魅力の一つとして低コストでお得に投資できる点が挙げられます。

その理由を一部抜粋すると、投資信託は全銘柄の買付手数料が無料となり、かつ国内ETFの売買手数料や米国ETFの買付手数料も無料になります。

もちろんこれらはどこの証券会社でも無料な訳ではありませんので、それら商品の購入・運用を考えているなら、迷わず楽天証券をチェックするべきでしょう。

●オススメポイント3
楽天グループとの連携が充実

楽天である以上、グループ連携によるサービスは非常に充実しています。

例えば、楽天銀行と連携して口座を開設すると、普通預金の金利が0.1%(税引後0.079%)※になったり、楽天キャッシュ(電子マネー)で投信積立すると最大0.5%ポイント還元してくれたり、はたまた取引に応じて楽天ポイントが高還元率で戻るなど、各グループと連携して楽天証券を利用することで、手厚いサービスを受けられます。

※優遇金利の適用については条件があり、投資の待機資金を楽天銀行の口座に入れておく必要があります

●オススメポイント4
手数料が安い

以下にまとめたのは、楽天証券の手数料の中でも最も低水準と言われている国内株式取引サービスである「超割コース」の手数料一覧です。
楽天証券取引手数料

見ていただくとわかるように、確かに低水準ではあるものの、業界最安レベルではなく、一般的な価格と言えます。

おすすめネット証券2位 SBI証券

楽天証券と人気を二分しているのがこのSBI証券です。

サービス、手数料共に業界トップクラスであるのは明白で、かつ証券会社として絶大な信頼性を誇るSBIとあれば人気が出るのは必然と言えるでしょう。

●オススメポイント1
取扱う商品のバリエーションが豊富

まず同証券会社最大の特徴と言えるのが、取り扱い銘柄数が多い点です。

特に外国株の取り扱いには定評があり、アメリカ、中国、韓国、ロシア、ベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシアなどの国々の株を取引することができます。

何より、最も注目されているのはIPO株への投資が可能という点でしょう。ちなみにIPO株とは新規公開株のことであり、誰もが気軽に投資できる商品ではありません。

抽選で当選した方しか購入できない商品ですが、SBI証券はそのIPO案件の取り扱いが多く、当選確率が上がるケースも多い点も人気の一因と言えます。

●オススメポイント2
ポイントが使える&貯まる

SBIで取引すると、各種ポイントを貯めることができます。対象となるのはPontaポイント・Tポイント・dポイント・マイル(JAL)で、その中からどれか一つを選べます。

貯めたポイントはもちろん買い物などに使うことができ、かつポイント投資に利用することも可能。

●オススメポイント3
クレカで積立投資ができる

SBI証券では、三井住友カードを使って積立投資できる「クレカ積立」という人気サービスがあります。

とは言え、なぜわざわざクレジットカードを使うのか? というと、メリットは大きく2点。

まずは最大で5%のポイント還元を受けられる点、そして、クレジットカードで自動購入できるように設定しておくことで、購入を忘れてしまうことがなくなる上に購入や手続きにかかる手間が省けます。

●オススメポイント4
手数料が安い

手数料も安いと謳っているSBI証券ですが、実際のところはどうでしょうか。

以下では国内株式の取引手数料をまとめてみました。

SBI証券取引手数料

おすすめネット証券3位 LINE証券

今や、スマホ利用者のほとんどが利用していると言っても過言ではないLINE。

利用者の方は知っていると思いますが、LINEでは銀行やポイント、電子マネーなどのサービスも同グループで行っており、中でもLINE証券は人気サービスの一つとして多くのユーザーが口座を開設しています。

とは言え、LINEは楽天と違い、元々ファイナンス事業で実績がある訳でも、定評があった訳でもないので、本当に大丈夫なのかどうか、疑問視する方は多いかもしれません。

しかし、LINE証券というサービスはあの大手総合証券の「野村證券」とLINEが共同で開発したサービスなので、信頼性は十分担保しています。

●オススメポイント1
利便性が高く使いやすい

LINE証券最大の魅力は「スマホの利用に特化している点」でしょう。

何せLINE証券は、スマホ取引に特化した証券会社として生み出されており、本人確認から書類の提出まで、全てスマホで完結するので、最短、翌営業日から取引を開始できるのが大きなメリットです。

●オススメポイント2
少額投資が可能

そしてもう一つの大きなメリットは少額投資が可能である点です。

具体的にどの程度少額なのかというと・・・

単元未満株…数百円から取引可能
つみたて投資(投資信託)…毎月1,000円から積立可能
投資信託…100円から購入可能

以上のように、若い方でも躊躇なく始められるくらい少額からスタートできことがわかります。

事実として、LINE証券の口座開設者の約7割が投資未経験者だそうです(2022年8月時点)。

●オススメポイント3
投資情報を継続的に提供してくれる

多くの投資家は、新聞やニュース、さらにはセミナーなどから有益な情報を得るため、それなりに手間をかけて入手します。

しかし、LINE証券では最新かつ有益な情報を継続的に配信してくれるので、自ら手間をかける必要がありません。
移動中に読めてしまう量ですし、何よりスマホで見られるので、非常に手軽です。

●オススメポイント4
手数料が安い

IPOもあれば単元未満株などで少額投資も可能。

NISAこそできないが、とてもメリットの多い証券会社であることはお分かりいただけたと思います。

では、肝心の手数料はどうなのか? 

というと・・・以下にまとめた通りです。

正直、高くもなければ安くもなく、平均的といったところです。

LINE証券取引手数料

おすすめネット証券4位 auカブコム証券

auカブコム証券は、三菱UFJフィナンシャルグループが運営しているネット証券です。

2023年1月時点で開設口座数は約120万と、他のネット証券と比べてやや寂しい状況となっていますが、決してサービスが悪いとか、手数料が高いといったデメリットばかりという訳ではありません。

では、auカブコム証券の魅力・メリットとは何でしょうか?

●オススメポイント1
取引ツールが豊富で使いやすい

auカブコム証券最大の魅力と言えるのが『使いやすいツールが豊富』である点です。

全部で5つ用意されているツールについて、名前と簡単な特徴を紹介すると・・・

★カブナビ・・・高性能なスクリーニングサービス。銘柄選びに非常に有効。設定できる詳細条件は200以上もある
★カブボード・・・あらかじめ登録した銘柄情報をボードの様に並べて一覧表示できる
★EVERチャート・・・66種類のチャート機能を搭載した高性能分析ツール
★kabuスコープ・・・売買シミュレーションでパフォーマンスの良い銘柄を瞬時に抽出してくれる
★kabuカルテ・・・銘柄検索をした際、その銘柄と相性の良いテクニカル指標を簡単に判別できる診断ツール

●オススメポイント2
Pontaポイントを使用・貯蓄できる

ネット証券ではもはやお馴染みのサービスと言えるのがポイントです。

実際に買い物で使用できるのはもちろん、投資にも使うことができるケースが主。

auカブコム証券ではau PAYカードによる投資信託の積立サービスを開始しており、利用して一定の条件を満たせば、最大で1%Pontaポイントを還元してくれるそうです。

●オススメポイント3
手数料が安い

手数料は確かに安く見えますが、結局他社とそこまで差がないのがわかります。

auカブコム手数料一覧

信用取引の場合でも無料とはいかないようなので、ツールなどを使う点に魅力を感じたなら利用する価値があると思いますが、手数料目的で選ぶのはおすすめできません。

おすすめネット証券5位 松井証券

最近CMでよく見る松井証券とはどんなネット証券なのか? 

一言で言うなら『安い以外別段特徴のないネット証券』でしょうか。
やや乱暴な言い方かもしれませんが事実です。

だからといってサービスが悪いと言う訳でもありません。至って普通です。

では、そんな松井証券の特徴を挙げていくと・・・

●オススメポイント1
あらゆる金融商品が購入できる

確かに取り扱い商品は多岐にわたり、かつ銘柄も多いと思います。

とは言え、そこまで目立った特徴はなく、平均的といったところです。

●オススメポイント2
日本初の・・・

おすすめポイントという訳ではないのですが、松井証券は日本で初めてのインターネット証券会社です。

なので、口座開設数は約140万(2023年1月時点)と物足りないものの、ある程度知名度は高く、シニアユーザーからは厚い信頼を得ているようです。

●オススメポイント3
25歳以下はかなりお得

初心者から上級者までおすすめできる証券会社として有名な松井証券。
しかし昨今では、若者に勧めたい証券会社として評判です。

理由は『25歳以下は株取引手数料が無料』だからに他なりません。無料期間は26歳になる月の最終営業日取引分までだそうです。

ちなみに、SBI証券も同様のサービスを行っています。

●オススメポイント4
手数料が安い

前記した様に、同証券会社は25歳まで手数料が無料となっています。

なので今回まとめた表は26歳以上の方向けの手数料になります。
「一日定額制」なら他の証券会社よりも割安な印象です。

松井証券手数料一覧

高額になるほどお得なので、その点もシニアユーザーから支持されているポイントと言えるでしょう。

まとめ

これまでネット証券について解説してきましたが、大まかな仕組みや特徴についてはお分かりいただけたでしょうか? 

さらに、筆者の主観で5社のネット証券をピックアップして紹介しましたが、正直なことを言うと、手数料の差はさほど大きいとは言えません。

大事なのは、利便性とサービスの2点です。

他のサイトでは手数料の安さにフォーカスしておすすめをピックアップしているところが目立ちますが、各社でそこまで大きな差はないことは明白です。

NISAはあるのか? 欲しい外国株はラインナップされているのか? 
など、商品で選ぶのもよいと思います。

このように、個々のニーズによって選ぶべきネット証券は大きく異なります。

比較する箇所をしっかり決めてから、どこが良いのかチョイスしてみることをおすすめします。

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