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二軸の手段で目標金額を貯めよう!投資と貯蓄の上手い使い方、教えます。

2023年02月01日

二軸の手段で目標金額を貯めよう! 投資と貯蓄の上手い使い方

「投資と貯蓄」。言わずもがな、それらは資産運用の代表的な手法に他なりません。

とは言え、個々の特徴を例えるなら「攻め・守り」と形容でき、手法は大きく異なっていることはご存じでしょう。

ここでは、投資と貯蓄の違いはもちろん、双方のメリット・デメリット、長期間で運用した際のシミュレーション結果まで細かく紹介していきます。

資産運用とはどんな目的でどのように行うのが正しいのか? 

など、お金の学習を始めたばかりのビギナーユーザー必見の内容にまとまっていますので、ぜひご一読ください。

・投資と貯蓄をどう使い分けるべきか
・投資と貯蓄の長期シミュレーションを比較!

目次

投資と貯蓄のメリット・デメリット

投資と貯蓄のメリット・デメリット

定年後の生活のため、はたまた家族に残すために必要な資産をどう残すか? 

昨今の年金不安によって多くの方が資産形成に注目しています。

その方法として大別されるのが投資と貯蓄です。

しかし、投資と貯蓄がどんなものかについて大まかにわかっていても、正しい知識と使い方についてきちんと把握している方は少ないのではないでしょうか?

以下では、それらのメリット・デメリットについて改めて解説していきますので、復習の意味で読んでみて下さい。

投資のメリットとは?

投資には実に様々な種類があります。

株式、債券、投資信託、外貨など、商品によってリスク・リターン・期間などが異なり、その中から自身の余裕資金や目標金額に応じた商品をチョイスするのがセオリーです。

商品が何であれ目的は資産を増やすこと一択であることに違いはありませんが、投資を始めた=確実に資産が増えることにはなりません。

利益を出すにはそれなりのテクニックや知識が必要になり、それらは一朝一夕で蓄えることが難しく、時間と手間がかかります。

では一体、投資のメリットとは何なのか? というと、それは投資の種類によって異なります。
いくつか例を挙げると・・・

●株式のメリット・・・利益が出ずとも保有しているだけで配当金や株主優待を受けられる
●投資信託のメリット・・・投資の知識がなくても専門家が運用を代行してくれる
●債券のメリット・・・株式よりも低リスクであり、銀行預金よりも遥かに高金利
●不動産投資のメリット・・・現物は持たず、借り入れによって少額の自己資金で運用できる

以上になります。

これらのメリットを見て、投資に興味を持った方には以下の記事もおすすめです。それぞれの投資手法について詳しく説明しているので、合わせて読んでみてはいかがでしょうか。
投資信託と株式の違いを徹底比較!どちらが向いているかの判断基準も紹介
不動産知識ゼロのサラリーマンでもわかる!REITと不動産投資の違いを比較

投資のデメリットは?

どんな投資でもリスクは付きものです。もし、リスクゼロと謳う投資を勧められたら、迷わず断って下さい。

リスクを負うことのない投資など、世の中には存在しません。

そして、負うリスクについては商品によって異なります。

●株式のデメリット・・・株価が値下がりして赤字になる可能性がある
●投資信託のデメリット・・・元本割れでマイナスになる可能性がある
●債券のデメリット・・・途中で売却すると損失が出る場合がある
●不動産投資のデメリット・・・空き室リスクで収益が得られなくなる可能性がある

メリットのみの投資などないので、いずれかの投資を始める前には、必ず孕んでいるリスクを確認し、知っておくことが大事なのです。

貯蓄のメリットとは?

別段難しいことなく、預金口座さえあれば誰でも手軽にできてしまうのが預貯金です。

メリット・デメリットが比較的薄そうな方法ですが、どちらも存在します。
まずメリットは・・・

●必要な時にすぐ引き出せる
●面倒な手続きが不要
●元本割れのリスクなどがない
●お金がかからない

任意でやることなので、決まりやルールなどはもちろん皆無です。
とにかく資金を口座に入れるだけで完了なので、手間もほとんどありません。

貯蓄のデメリットは?

単なる預貯金にデメリットなんかあるの? と思った方も多いでしょう。
少なからずデメリットはあり、詳細は以下の通りになります。

●金利が低すぎてリターンが微妙
●破綻した際に預貯金が全額戻る可能性が低い

少ないですが、代表的なデメリットは以上になります。
とにかく金利が低すぎるので、預ける金額がある程度大きくないとあまり増えた気がしません。

とは言え、万が一銀行が破綻してしまった場合、保証は1,000万円程度が限度になるので、そこまでの大金を預けるのもリスキーです。

みんなは一体どうしてる? 気になる家計の状況を探ってみた

みんなは一体どうしてる? 気になる家計の状況を探ってみた

平均年収400万円時代の今、バブル期より節約志向の家庭が増えているのは自然なことでしょう。

そこで気になるのは、家計の中身についてであり、とりわけ貯蓄や投資に回す分はどの程度なのか? という点に尽きます。

ここでは、金融庁のデータから預貯金の平均額と内訳について調べた結果をまとめました。

世代別の貯蓄現在高はどうなっているのか?

まず気になるのが、年齢別の貯蓄現在高はどうなっているのか?です。

ちなみに貯蓄現在高とは、ゆうちょ銀行,郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧日本郵政公社),銀行・その他の金融機関への預貯金,生命保険・積立型損害保険の掛金,株式・債券・ 投資信託・金銭信託等の有価証券と社内預金等のその他の貯蓄の合計のことです。

下記のグラフは2021年の年代別平均で、2人以上世帯のうち勤労者世帯の数値をグラフ化したものになります。

年齢を重ねるごとに貯蓄額は増え、定年を過ぎると下がるという自然な形になっていますが、貯蓄額の多さに驚いた方もいるかもしれませんが、生命保険や金融商品込みであり、現金貯蓄分のみではないことをご理解下さいね。

世帯主の年齢階級別に見た貯蓄現在高
総務省統計局 2021年「家計調査報告(貯蓄・負債編)」に基づいて作成

細かい数値を書き出すと、40歳未満は726万円、40〜49歳で1,134万円、50〜59歳は1,846万円、60〜69歳で2,537万円、70歳以上は2,318万円となっています。

ご自身の年代と平均額を比較してみてはいかがでしょうか? 

ただし、平均以下だからといって危ない、だめだという訳でもありません。
あくまで参考程度に携えておいて下さい。

貯蓄現在高の内訳を見てみよう

前項で紹介した貯蓄現在高の内容を紐解いていきましょう。

隣の芝生は青いという感覚になってしまうかもしれませんが、他者の資産における構成・内訳について少し覗いていきます。

貯蓄現在高の構成比推移(2人以上世帯)
年代別にはなっていませんが、前項で紹介した貯蓄現在高の解剖図が上記のグラフになります。

内訳を見てみると、まず驚くのが普通預金と定期預金のウェイトです。しかも、年を追うごとに普通預金と有価証券の比率が上がってきていることがわかります。

逆に、定期預金と保険商品の所有割合は微減しています。

コロナ禍の影響も大いにありそうですが、とにかく手元に現金を残し、余剰分は投資に回すという考え方が一般的になった過程がグラフに現れています。

投資家や経済に博識のある方は、こぞって『貯蓄をするなら投資に回せ』と声高に言いますが、実状は貯蓄と投資の二面管理が主になっているようです。

金利は低くとも、元金そのままを手元に残す安心感故の結果だと言えます。

ただし、このグラフから投資は危険だから無理に資産を切り崩してまでやるほどの行為ではないと物語っている訳ではないあたり、ご理解下さいね。

ちなみに、定期預金の中には財形貯蓄も含まれます。

投資と貯蓄の使い分けでどう変わる?3つのシミュレーション

投資と貯蓄の使い分けでどう変わる?3つのシミュレーション

前章で紹介した通り、貯蓄現在高の構成比較を見ると、近年では現金預金(定期預金も含む)の方が金融商品よりもウェートを占めていることがわかりました。

しかし年々、投資人口が増えていることも確かです。

しかも、優待や企業応援といった付加要素を目的とした投資ではなく、将来必要になる資金を貯めるために、いくらの元金で、何%の利回りの金融商品を、何年運用したら目標額に届くのか?といったシミュレーションをしっかりと行った上で、計画的に資産運用している層が増えているのです。

2010年あたりから懸念されはじめた年金不安から、投資の重要性が理解されるようになり、政府による自衛策としての投資を推進する目的としてNISAやiDeCoが誕生すると、瞬く間に浸透していったのは記憶に新しいでしょう。

そしてここでは、将来必要になるであろう資金を資産運用で貯めていくためのコツや方法について、ケースを用いて紹介していきます。

ただし、購入すべき金融商品を具体的に紹介する訳ではありません。あくまで目標金額に届くための数値的なケースになります。

特に投資ビギナーは参考にしてみて下さいね。

資産形成ケース①【つみたてNISA+財形貯蓄】を利用した場合

ケース①
・40歳 男性(既婚・子2人) 
・貯蓄額:200万円
・手取り:50万円 
・余裕資金:10万円(/月)
・目標額:3,000万円(夫婦二人の老後資金として)
・運用期間:20年(定年まで)

男性は、夫婦の老後資金を蓄えるために投資と財形貯蓄の利用を決意。

投資についての知識が乏しいため、つみたてNISAを選択し、月々3万円ずつ積み立てることに。

また、財形貯蓄は定年までの20年で月7万円ずつ積み立てていくように設定し、開始。

では、20年間積み立てていくと、資金はどの程度膨らむのか見ていきましょう。

まず、つみたてNISAは年率2%として想定したシミュレーションによると・・・


金融庁 資産運用シミュレーションを使用

最終積立金額は、8,843,000円に。

もちろんシミュレーションなので、確実確定ではありませんが、目標額の大凡3分の1程度という結果に。

さらに、財形貯蓄の方は2%とはいきませんが、0.010%(金融機関によって金利は異なります)として算出すると・・・16,810,000円となります。

目標額には届かず、もう一本何かしらの手段を講じる必要がありそうです。

投資信託を使い、低資金で効率が良い内容で運用してみるのがよいでしょう。

元金が少なくとも、20年もの長期間積み立てていけるなら、利率を加味すると貯蓄よりも高いリターンが見込める可能性が高いと言えます。

投資信託は、投資初心者の方でも比較的始めやすい投資手法なのでおすすめです。おすすめする理由は下記の記事で紹介しています。
全サラリーマン必見!会社員が資産形成で成功するための投資手法3選

資産形成ケース②【つみたてNISAのみ】で資産運用した場合

ケース②
・25歳 女性 
・貯蓄額:0円
・手取り:23万円 
・余裕資金:3万円(/月)
・目標額:500万円(将来のため)
・運用期間:15年

こちらの女性は貯金が苦手で、かつマネーリテラシーもやや低め。

しかし、NISAが流行っていることを知り、興味本位で始めてみようと思い、確固たる目標額・目的などないままスタートさせてみることに。

あわよくば将来購入するであろう住宅の頭金程度になればよいかなという淡い希望を持っているようです。
では、シミュレーションの結果は・・・


金融庁 資産運用シミュレーションを使用

最終積立金額は、6,290,000円という結果に。

少額の余裕資金でも、思いがけず大きな金額を積み立てることができそうです。

無論、銀行の定期預金では、ここまで上手くはいきません。
将来の資金に不安なら、若いうちからつみたてNISA等を利用してコツコツ積み立てていくのがおすすめです。

資産形成ケース③【定期預金+財形貯蓄】を利用した場合

ケース③
・34歳 男性(既婚)
・貯蓄額:550万円
・手取り:35万円 
・余裕資金:10万円(/月)
・目標額:4,000万円(老後資金)
・運用期間:25年

こちらの男性は子供がおらず、夫婦二人世帯。年齢が若いため、手取りはやや低め。

その中から10万円を貯蓄分とし、定年前まで預ける予定に。手段は定期預金と勤め先の福利厚生制度である財形貯蓄に回すことに決定。

双方の口座に各5万円ずつ振り分けるつもりだが、それなら10万円全て財形貯蓄に預けた方が良い気がするが、子供ができた場合や、突発的な物入りに備える為、一方はすぐに解約できる金融機関の定期預金を選択。その結果は・・・

●財形貯蓄(想定金利0.015%)5万円 25年間預け入れた場合・・・15,028,066円
●定期預金(想定金利0.13%) 5万円 25年間預け入れた場合・・・15,245,573円

結果として1,000万円ほどショートする結果に。金利の低い貯蓄だけでは、25年という長期間預けたところで、さほど大きな結果を得るのは難しいことがわかります。

さらに、財形貯蓄は550万円を超えた分は非課税ではなくなります。そこを加味すると、一方の手段を投資に変える方がよいでしょう。

25年間毎月5万円ずつ積み立てたとしたら、2%の利回りでも2,000万円弱積み立てることができる計算になり、預金よりも500万円程多く貯めることができる可能性が出てきます。

余裕資金と目標額が決まったら、まずは投資という手段も考慮してみるのがよいでしょう。

これから投資を始める方には、基礎知識として以下の記事もぜひ参考にしてみてください。
「投資家に向いている人」になれる4つの特徴と成功するためのコツ
【株初心者入門編】口座開設前に最低限知っておくこと

まとめ

今回は投資と貯蓄にまつわるお話でまとめましたが、参考になりましたでしょうか? 

2024年からNISA制度も大きく変更され、ユーザーにとって非常に有利な制度としてアップデートされます。

これを気に、貯蓄と投資の二軸で資産を蓄える方法を考えてみてはいかがでしょうか? 
尚、NISAについては以前まとめた記事がありますので、以下をご参照下さいね。

→NISAはほったらかしでも結果が出る?目からウロコのNISA運用方法を紹介

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