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違法な投資スクールに注意!安全・健全なスクールを見つけるコツとは?

2022年08月01日


投資スクールに興味はあるけど、違法行為・違法経営をするスクールがあるという情報を聞き、それを懸念するあまり中々一歩を踏み出すことができない方もいると思います。

しかし、世にある投資スクールの全てが違法行為に手を染めている訳ではなく、当然優良なスクールも多く存在しているのです。

そこで今回は、違法スクールに引っかかることなく、優良で健全な場を見つける方法を主としたアドバイスをまとめてみました。

そろそろ本格的にスクールで投資を学びたいと思っている方は必見ですよ。

・投資スクールによる違法行為・違法経営の特徴
・投資スクールによる違法行為の手口
・気を付けるべきスクールの特徴

目次

違法な投資スクールの特徴を知ろう


違法な投資スクールと言われても、一体どんな運営方法がそれに該当するのか? 
具体的なポイントはとてもわかりにくいと思います。

当然のことですが、簡単に言うと無登録や無許可で経営している投資スクールが該当し、さらに資格がないとやってはいけない行為を無資格で行っているケースも当てはまります。

ここでは、それら違法行為に手を染める投資スクールの特徴についてできるだけ簡潔にまとめ、詳しく紹介していきます。

これから投資スクールへの入学を考えている方や、投資スクールに興味を持っている方はぜひご一読ください。

1-1.資格なしでも「投資助言・代理業」をやっている

いきなり結論からお話すると、「投資助言」や「代理業」というのは、資格がなければ行ってはいけないのです。資格とはつまり金融庁が定める『金融商品取引業』の登録を済ませること。その許可を得ることができなければ、いかなる状況においても顧客に対して投資助言や代理業としての業務を行ってはいけないのです。

では一体、許可を得ているかどうかについて、どうやって確認すればよいのか?
実は結構簡単なことで、金融庁が公表している『免許・許可・登録を受けている業者一覧』で確認することができます。興味がある方は以下のサイトから確認してみるとよいでしょう。

『免許・許可・登録を受けている業者一覧』(金融庁)

つまり、上記一覧に載っていない業者が投資助言や代理業を行っている場合、絶対にその業者からサービスを受けてはいけないことを覚えておきましょう。

ちなみに、登録認可を受けていない業者が「投資助言代理業」を行うとどうなるのか? というと、
その事実が発覚次第、300万円以下の罰金か3年以下の懲役が科されてしまうそうです。

投資助言・代理業とは??

前項で説明した通り、投資助言・代理業を行うには、確固たる許可がなければできません。
では一体、投資助言や代理業というのは、一体顧客に対してどんなサービスを提供することなのでしょうか? 個々の特徴について詳しくみていきましょう。

【投資助言】
有価証券や金融商品などへの投資判断に関し、顧客にアドバイスを行うこと。しかし、最終的な投資判断は業者がタッチすることはできず、あくまで顧客自身が行わなければならない

【代理業】
投資助言業者と顧客との、投資顧問契約締結の媒介・代理を行う等の業務のこと

つまり、証券会社や銀行などは、きちんと登録を済ませ、営業許可を得ているということになります。もしあまり名前を聞かない業者などのサービスを受けたいと思ったら、必ず事前に上記業者一覧の確認をするべきです。

1-2.投資スクールの詐欺的行為・違法行為の事例を用いて紹介

この記事で伝えたいことはただ一つで、『違法行為を行っている投資スクールに誤って入学することがないように気をつけていただきたい』という点のみです。

昨今ではインフレの影響もあって、投資を始める方が増えています。
しかし、投資初心者の方にとって、スクールの謳い文句はどれも魅力的なものに感じるでしょう。
そこで、疑わしい投資スクールはどのような違法行為を行っているのか? その代表例について紹介していきましょう。

<投資スクールにおける代表的な違法行為>
●「講義を受けることで月収○○万円獲得できる未公開銘柄を教えます」といった勧誘文句を謳っている
●学習プログラムを公開していない
●入学金・授業料のクーリングオフを行ってない
●無料講座だと謳っておきながら、最終的に請求される
●入学した見返りとして、投資助言を行っている(もちろん無許可)
●「受講することで、最終的に投資での失敗を全て回収できる方法を教えます」といった投資助言アリ

これらは法律系のサイトや、投資スクールの口コミなどからまとめたものになります。見ていただけるとわかる通り、代理業を行っているスクールはあまり見られないものの、投資助言は結構多いのかという印象です。

もちろん、きちんと認可を受けているスクールであれば問題ありませんが、投資助言をスクールの特徴として謳っている場合は、きちんと登録の有無を確認してみるべきだと思います。

違法性の高い運営を行っているスクールの特徴として『実益を生むための具体策・具体案を提供している』という煽り文句を使っているケースが主です

これまでの記事でも再三書いてきましたが、投資で結果を出すためには、近道はありません。ご自身がしっかり投資について学び、基本的な用語ややるべき方法を理解・認識できないと、結果を出すのは難しいと思います。

つい近道をしてしまいたくなる気持ちは十分わかりますが、どうか美味い話に乗ることがない様、苦労してスキルを獲得する方を選んで下さいね。

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怪しくない投資スクールを見つけるコツ

前章では投資助言や代理業など、未登録の投資スクールがやってはいけない違法的な行為について詳しく紹介してきました。

本章では、それら違法的な行為を行っているスクールはもちろん、怪しいスクールを避け、安全かつ健全な投資スクールを選ぶためのコツについて紹介していきます。

2-1.スクールの運営者・実績に違法性がないかどうかをしっかり確認する

怪しくない投資スクールを見極めるために、まずやっておくべきことは・・・

運営者や講師等の実績をしっかり確認しておくこと

に尽きるでしょう。

例えば、過去に無登録業者として警告を受けたことはないか?運営者の経歴に怪しい点や疑わしい点がないかどうかなどは、確認しておく必要があるでしょう。同様に、講師陣の実績や経歴のチェックも欠かせません。

中には、投資実績など全くないにも関わらず、なぜかスクールの講師として名を連ねている方もいますし、逆に、公式のホームページに名前を出していながら、実は在籍していなかったなんてケースも考えられます。

口コミを見て良いコメントばかりだから安心だろうと、安易に決めてしまうのはとても危険です。まずは選んだスクールが怪しくないかどうか、経営者・講師・運営スタイルの確認は必須だと考えます。

2-2.提供しているサービスに違法性はないかどうかを確認しておく

投資スクールに入学する以上、誰しもまず確認するのは『何を教えてくれるのか?』という点だと思います。

とは言え、教わりたいのは『勝てる銘柄のみ』という方もいるでしょうし、投資のイロハから知識・テクニックまで、投資にまつわる多くのことを学びたいという方も多いはずです。

そこで、まず確認しておくべき点は・・・

投資助言を行っているスクールなのか? 
はたまた、そういったサービスはなく、あくまで学習メインのスクールなのか? 
そして、それらのサービスに違法性はないかどうか

です。

投資助言を行っているスクールを探すなら、金融庁の認可を受けているかどうかの確認は欠かせませんし、その上で確かな実績があるのかどうかも見ておくべきでしょう。

投資助言を行っているスクールの全てが認可を受けているとは言い切れませんし、中には無許可で代理業まで手を出してしまうところもないとは言い切れません。

もちろん、学習メインのスクールだったら怪しくないということではありません。投資助言等のサービスを行っていない学習メインのスクールでも、外部にバレないようにそれらの様なサービスをこっそり提供しているところがある可能性は否めませんし、入学してからその事実を知ってしまったなんてことも考えられます。

そんなこと言われたら、実際に入学してみないとわからないじゃないか! と憤慨してしまう方もいると思いますが、そのカバー方法が次の項目になります。

2-3.口コミを読んで評価・評判を確認する

投資スクールに限らず、何かを購入する前に口コミやレビューを確認するのは、もはや常識と言えます。そして、前項で説明したようないわゆる『モグリ』のスクールを見極める際にも、体験者の口コミやレビューはとても役に立ちます。

そんなのサクラだったら信用できないじゃん? と懐疑的になる方もいるでしょう。

しかし私は、全ての口コミやレビューが作為的ではないと考えます。なぜなら、万が一口コミを書くことで何かしらの謝礼があったとしたら、まず悪いコメントは書きませんよね? 悪く書いたから謝礼はなしですなんて言われたら書き込む意味がない訳ですし。

つまり、重視すべきはスクールに対する『非難や愚痴』等のネガティブな口コミだけで良いと思います。
対象スクールの「粗」を見極めるには、それらの悪評を確認し、同じようなコメントがいくつか散見できたら、そこがスクールの粗だと考えてよいのではないでしょうか。

怪しいスクールの特徴とは?

投資スクールへの入学を考えている方は、自ずと様々なスクールの公式のホームページを訪れ、個々の特徴やウリを調べると思います。しかし、入学前にスクールの実態を確認することは難しく、入ってみたところで「思っていたのと違う・・・」と後悔するケースが主でしょう。ここでは、入学前に怪しいスクールを見極めるコツについて紹介していきます。

3-1.こんな投資スクールはNG①〜勧誘や商材のセールスがしつこい

「一度無料講座を受講してからというもの、勧誘の電話がきて入会を促される」なんて話を聞いたことがあります。もちろん、無料講座を受けた人が、必ずそのスクールに入学するとは限りません。講義の内容やスクールの雰囲気を掴むための体験であり、そこで入学するかどうかを判断する場として受ける場合がほとんどでしょう。

しかし、スクール側からすると、せっかく手に入れたきっかけを逃すのは惜しいと考えて当然です。メールやSNSでアプローチするケースは多いと思いますが、わざわざ電話をかけてきて執拗に入会を説得するのはちょっと面倒臭いですよね。

さらに、投資に役立つツールなどの商材を使って勧誘してくるケースもあるようで「入学すれば無料で提供」という謳い文句で誘ってくるなんてこともある様です。

とにかくこの手の勧誘はOKするまで電話をかけてくるケースがあるそうなので、もし引っかかってしまった際には、着信を拒否するなどで早めに対処しておくべきです。そしてもちろん、その様なスクールへ入学するのは止めるべきだと思います。

3-2.こんな投資スクールはNG②〜運営者の経歴がとっても怪しい

気になるスクールが見つかったら、まず実態について調べてみましょう。
例えば公表している住所は正しいのか? 
建物は個人宅や集合住宅の一室などではないか? などです。
さらに、電話番号は個人の携帯番号ではないか? 
はたまた電話をかけたら全く別のところにかかってしまったなんてことがない様に、どことなく怪しいと感じたら、一度電話をかけてみるのも一考です。

また、経営者がどんな人なのか? についてもきちんと調べておく必要があります。それも難しい手段を講じる必要はなく、経営者の名前をネットで検索すればOKです。もし問題のある人なら、検索すればすぐに結果が出るでしょう。

例えば、詐欺で訴えられた過去があったり、怪しいサロンを運営していたりなんて情報が出てこようものなら、一度疑ってみるべきだと思いますし、事実として黒い過去があった方が経営陣に名を連ねている様投資スクールを発見したら、迷わず候補から外すべきです。

3-3.こんな投資スクールはNG③〜特定銘柄ばかりを勧めてくる

「特定銘柄ばかりを勧めてくるって証券会社じゃないんだから、スクールではありえないのでは?」と思う方もいると思いますが、投資助言を行っているスクールならあり得る話です。もちろん、金融庁からの許可を得ていればですが。

とは言え、あまりに特定の銘柄ばかりを勧めてくるのは怪しんでよいと思います。
さらに「未公開銘柄」「絶対に上がる」「スクール生限定紹介」などの誘い文句を出してこようものなら、相当高い確率で「クロ」です。
言われた通りに買わないことはもちろん、スクール自体を辞めることも考えてよいかもしれません。

そもそも、投資スクールは生徒に利益を出させることを目的としている訳ではなく、投資についてしっかり学び、培った知識や技術を駆使し、自らの手で利益が出るような運用スタイルを確立することを目的としているところがほとんどです。

単に儲けさせたいなら、何もスクールである必要はありませんよね。

もし違法性の高いスクールに入校してしまった場合に取るべき手段

冒頭で少しお話しましたが、スクールの実態は表面的な情報から把握できるものではありません。入学して初めて「こんなハズじゃなかった・・・」と後悔するケースがほぼです。では、万が一怪しいスクールに入学してしまった場合、どうやって対処すればよいのか? 
というと・・・

●消費者センターに報告する
●クーリング・オフする

もうこの二択しかありません。

しかしながら注意すべきポイントもあり、まず消費者センターに報告した場合ですが、報告することで確実に問題が解決する訳ではないことを覚えておきましょう。

まずは状況を報告し、しかるべき解決方法を教えてもらいます。
その際、センターが交渉をあっせんしてくれることもありますが、それは絶対ではないことも忘れてはいけません。
もうこれは報告しないよりした方がよいというレベルのことかもしれません。

そして違法行為・違法経営の実態を知らずに入学してしまった場合は、クーリング・オフを使って支払ったお金を返金してもらいましょう。
その際注意すべき点は、『特定継続的役務提供のクーリング・オフは契約書(申込書)を交わしてから8日以内を対象としている点』です。

ただし、8日間を過ぎても途中解約することは可能なので、気づくのが遅かった場合も諦めず、解約・退会すべく相手に書面を送りましょう。

ちなみに、Webスクールの場合、受講前なら解約料の上限は15,000円。講座開始後の場合は、5万円または「契約残額の20%相当額のいずれか低い額+提供されたサービスの対価に相当する額」が解約料の上限になることをあわせて覚えておきましょう。

大事なのはまず騙されないことで、入学前の事前確認・調査はしっかりとやっておくべきだと思います。

まとめ

違法性の高い投資スクールの見極め方はもちろん、万が一怪しい投資スクールに入学してしまった場合の対処方法などについて解説してきました。

とにかく、投資スクールを選択する際は、事前のリサーチがとても重要で、安易に決めてしまうのはご法度です。学校の背景について、さらには料金とカリキュラムの整合性は取れているか、そしてご自身が学びたいことを学べるかどうかなど、諸々しっかりと下調べしておくべきです。

今回ご紹介したことを参考に、ぜひあなたにとって最適な一校が見つかりますように。

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