四季報読みの達人、渡部清二氏はどんな人物?複眼経済塾の最大の特徴とは?
2022年12月02日
元エリート証券マンにして四季報読みの達人と崇められるのは、人気スクール「複眼経済塾」の創設者であり、人気講師としても活躍する渡部清二氏です。
そして氏のスクールでは、自らの「技術」である四季報読みを柱にした手法をウリとしており、通う生徒もその辺の技術や知識を会得することを目的としている方が多いと思います。
ここまで書くと「何だか堅そう」「ひょっとして厳しい学校なのかな?」と思ってしまう方もいるかもしれません。
そこで今回は、達人と呼ばれる渡部氏と、複眼経済塾の特徴について紹介していきます。
目次
- 1 渡部清二氏はどんな人?
- 2 渡部清二氏が立ち上げた複眼経済塾とはどんな投資スクール?
- 3 複眼経済塾のスペックについて知ろう
- 4 まとめ
・四季報読みの達人って本当?
・渡部清二氏は複眼経済塾のメイン講師としても活躍している?
・スクール活動以外も活発
・スクール最大の特徴は、渡部氏が推奨する四季報読みの実践
・中級者から投資ビギナーまでレベルに関係なく通える
・複眼経済塾の料金体系は?
・複眼経済塾の講師陣は?
1 渡部清二氏はどんな人?
その名を検索すれば、出てくるワードは「四季報読みの達人」。一体どんな方なのか?
複眼経済塾の代表として知られているだけでなく、元々大手証券会社に20年以上在籍した経験を持つ、生粋のマネーコンサルタントらしいのですが・・・。
ここでは、複眼経済塾代表、渡部清二氏の側面と動きに注目していきたいと思います。
四季報読みの達人って本当?
渡部氏と言えば「四季報読みの達人」と言われるのは前記した通り。
とは言え実際のところはどうなのか? について調べてみました。
まずはネット検索で軽く調べてみると、出てくるのは氏の著書紹介ばかり。中でも、2019年に出版されている『「会社四季報」最強のウラ読み術』という作品の評判が結構良いようだったので筆者も読んでみました。
主観ですが、肝心の内容よりも衝撃的だったのは何と「著者紹介」。つまり、表紙をめくってすぐに出てくるところです。
『大手証券会社在籍時から会社四季報を1ページ目から最終項まで読み通す「四季報読破」を20年以上継続しており、既に84冊を超えた』なんて書いてあるじゃないですか。
それはもう達人と言われても語弊がないと思いますし、何より著書の内容からしてもう達人でした。
とにかく四季報から買い目を導き出すテクニック、目利きに関しては、かなり高レベルなのではないか?と思って間違いなさそうです。
ちなみに渡部氏は、四季報読破チャレンジ中の2013年に大手証券会社を退職し、翌年には四季報をリサーチする会社を立ち上げています。
これがつまり、現在の複眼経済塾の礎になったと言っても相違ない存在でしょう。
さらに、もう一点補足しておくと、渡部氏は神社検定2級を持っているそうです。
神社仏閣マニアなのか? 探究心に火が点きそうです。。
渡部清二氏は複眼経済塾のメイン講師としても活躍している?
達人として名を馳せた渡部氏ですが、複眼経済塾では代表として管理業務に従事しているだけではないようです。
つまり、自ら登壇して多くの生徒にご自身の四季報哲学を教授しています。
とにかく一度、渡部氏の著書を読んでいただければわかると思いますが、それはぜひとも生で話を聞いてみたくなりますし、その凄さを肌で感じたいと思わざるを得ません。
マネーコンサル人生の全てを四季報に捧げた方ですから、語ることの多くが貴重な教えになる気がしてなりませんが、実は、渡部氏以外に在籍している講師も相当なビッグネームであり、誰もが話を聞いてみたいと思わせる面子が揃っていたりします。
講師の情報については、後ほど詳しく紹介しますが、とにかく渡部氏は複眼経済塾の代表としてだけでなく、講師としても活躍しています。
ちなみに「複眼IRミーティング」という講義では、渡部氏が上場企業の代表にインタビューするという企画を開催しているので、興味がある方はチェックしてみて下さい。
スクール活動以外も活発
複眼経済塾の代表・講師として活躍する渡部清二氏ですが、実はその他にも側面を持っています。
まずは、同校以外にも以下の団体に所属しています。
・公益社団法人日本証券アナリスト協会検定会員
・日本ファイナンシャル・プランナーズ協会認定AFP
・国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト
それだけに留まらず、テレビやラジオへの出演や著者としても多くのベストセラーを生み出しています。
代表作に『会社四季報の達人が教える 誰も知らない超優良企業』や、『日経新聞マジ読み投資術 』などがあり、多くのファンを獲得しています。
2 渡部清二氏が立ち上げた複眼経済塾とはどんな投資スクール?
当サイトでも20校のスクールを紹介していますが、数ある投資スクールは、個々に特徴を持っています。
例えば、動画講座の種類が豊富であるとか、投資ビギナー向けのカリキュラムがどこよりも充実しているとか等、挙げれば枚挙にいとまがない程、個性が際立つスクールが多いと思います。
では、今回フォーカスしている「複眼経済塾」の特徴とは何なのでしょうか?
どことなく「レベルが高そう」という印象を持っている方が多いと思いますが、果たして実際のところは?
スクール最大の特徴は、渡部氏が推奨する四季報読みの実践
複眼経済塾の核は何かと問われたら、間違いなく代表の渡部氏と氏の証券マン時代の後輩であり、同校塾頭のエミン・ユルマズ氏でしょう。
つまりは両者が推奨する四季報読みこそが、同校の教えのキモと言えます。
そして同校では、四季報を使った「あるサービス」を生徒に提供しており、そのサービスが凄いと注目されているのです。
一体どんなサービスなのか?というと、
四季報が発行されたタイミングで、スクール側が気になる21銘柄をピックアップしてくれるというもの。
つまり、四季報の読み方を熟知した達人たちが、これぞという銘柄を具体的に教えてくれるというのですから、これはぜひとも知りたいところ。
もちろん有料会員向けのサービスであり、外部には発信していないそうです・・・。
そして、複眼経済塾が持つ大きな特徴をもう一点挙げるなら、「実践重視」でしょう。
どういうことか?というと、座学だけで投資を理解することは難しいですし、何より思考を活かすには行動する必要があり、その行動面での知識を得るためには実際に「やってみる」のが手っ取り早いと思います。
つまり、経済新聞やそれこそ四季報に目を通し、どこを見て銘柄を決めるべきなのか?
決めたら次に何をすべきなのか? という一連の流れをシミュレーション形式でじっくり教えてくれるそう。
これはビギナーにとってかなり嬉しい学び方だと思いますし、同校がテクニカルを重視するスクールではないこともわかりますよね。
中級者から投資ビギナーまでレベルに関係なく通える
投資スクールについてある程度予備知識がある方は、複眼経済塾を堅苦しく難しい教えを与えるスクールだと思っているかもしれませんね。
しかし、実際は少し違っていて、ビギナーに寄り添ったカリキュラムが多く、そもそも四季報の見方・読み方から教えてくれると謳っている時点で既に初心者向けと言っても過言ではありませんよね。
なので私見ですが、複眼経済塾は投資ビギナーからある程度取引経験のある中級者までの方に向いているスクールだと思います。
そもそも熟練者ならスクールに通う必要なんかないからそうだよね?と思われたらそれは違うと否定させてください。
投資はいくら実践経験を積もうと、プロのテクニックや考え方を知ることで、投資・運用方法の幅がグンと広がりますし、我流で蓄えてきた知識の中に誤りがあるのを発見してしまうこともあると思います。どんな方でも投資スクールに通うのはプラスに働くと思っていただいてよいでしょう。
投資スクールに通う意味について、以下の記事でも私見を述べていますので、気になる方はこちらもお読みください。
「投資スクール」に通う意味とは?勉強にかかる料金や内訳も紹介
やや横道に外れてしまいましたが、複眼経済塾はレベル感に関係なくおすすめできるスクールですが、特にビギナーには良い学びを得られるところだと思いますよ。
また、同校は基本的にオンライン講義が主なので、通学する手間や時間がなく、日々お忙しくされている方でも気軽通うことができる点も◎。
3 複眼経済塾のスペックについて知ろう
複眼経済塾の料金体系は?
そして気になる料金についてですが、以下が同校のHP内で公表されている料金表です。
参照元:複眼経済塾HP
この様な料金体系になったのは、2022年の7月からであり、以前はコース分けもされていなかった様です。
とは言え、上記の画像を見ても「???」だと思いますので、まずは予科・本科・本科プラスとは何なのか? について説明していきましょう。
●予科・・・初心者向けの講義が主。投資歴がほとんどなく、ゼロから投資を学びたい方向きのクラス
●本科・・・同校で一番人気のメインクラス。初心者以上を対象に、主に基礎から応用までじっくり学びたい方向き
●本科プラス・・・同校における最上位クラス。有料コンテンツであるワークショップや、四季報ONLINEなども含まれるお得なコース
といった感じでそれぞれ内容と料金が異なるコースが用意されていますよと。
特筆すべきは本科及び本科プラスです。それぞれの特徴をHPから抜粋してみると・・・
<本科>
<本科プラス>
・・・とまあ以上の様に内容に差があります。
もし私が複眼経済塾に通うならどちらを選ぶか? というと、迷いなく「本科プラス」を選びますね。
追加料金なしで全ての講義やサービスを受けられるのはやはり魅力です。
四季報読みの極意を会得するには欠かせないサービスも本科プラスなら無料で受けられますし、受けたいものに毎回追加料金を払うのは何だか損した気分にもなります。
同校で本気で学ぶなら、やはり本科プラスが良いでしょう。個人的にゴルフコンペはいらないかなと思いましたが・・・。
複眼経済塾の講師陣は?
四季報読みの伝道師として、同校をまとめる四天王が以下の講師陣になります。
●渡部清二(代表取締役・塾長)・・・言わずと知れた四季報読みの達人。テレビやラジオでの活躍はもちろん、自著の中にはベストセラーもある
●エミン・ユルマズ(取締役・塾頭)・・・東大卒の国際エコノミスト。渡部氏とは証券会社時代のリアル先輩後輩という仲。ファンが多く、実はエミン氏目当てで入塾する方も多い
●小笹俊一(取締役・メディア局長)・・・ラジオやテレビなどで活躍しているキャスター。記者として、はたまた営業としても活躍するオールマイティな存在
●瀧澤信(取締役・事務局長)・・・経済のみならず自然やエネルギーにも造詣が深い瀧澤氏。発信力があり、方々から多くの支持を集める凄腕エコノミスト
以上のように金融出身者や有識者など、その道のトップを歩んできた精鋭等で固めた同校の講師陣。
それぞれに熱狂的に支持するファンもいるようで、SNSなどでも多くのフォロワーを獲得するなど、社会的な信用度の高い方々。
実は私もエミンさんをフォローしています。
→サラリーマン投資家むらおか|投資スクールおたくのTwitterはこちら
4 まとめ
何となくかもしれませんが、複眼経済塾並びに同校代表の渡部氏についてお分かりいただけたと思います。
HPの雰囲気やSNSで見られるコメントからは、「複眼は固そう」というイメージを抱いている方が多いのかな?と思いましたが、実際はビギナーに広い間口を設けた、超良心的で実績のあるスクールだったりします。
私がビギナーの頃に知っていたら、多分入塾していたと思います。そのくらい魅力的な講座やコンテンツが多いので、まだ投資スクールに触れたことのない方にはおすすめですよ。
最後にYouTubeでこんな動画を見つけたので、興味がある方は観てみるとよいでしょう。